2004年12月から2006年10月までベルギーの、とある海岸のリゾートの町に住んでいました。その時にいろいろなと頃を旅した思い出をつづります。
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釣り好きなら誰でもそう思うはずです。
そこで会社のベルギー人の釣り好きの男に船釣りに連れて行ってくれと頼んでいましたが予定した日がことごとく荒天で一年以上行けずにいました。
2005年の6月でした。ようやく念願がかない、オステンド港から出船。
船は50人は乗れる大型船でほぼ満員でした。
釣り好きは世界中どこにでもいるもんですね。 我々のグループは釣り好きの仲間の家族、親戚と近所の仲間とその子ども達。 10人のグループに日本人の私一人まぜてもらいました。 2時間西に向かって走ります。快晴で波静か。
漁場に着くと早速釣りを開始。
胴付き3本針の擬餌針に塩漬けのマムシ(ミミズみたいで胴周りがが1cmくらいある)みたいなえさをちょんがけしてたらすと30~40cmクラスのたらがアキが来ない程度につれてきます。
数時間過ぎた頃、連れの10歳の男の子が、根がかりしたので助けてくれと言うので糸を引いてみると確かにびくともしない。仕方ないので、力いっぱい引いてみるとぬーーっと根からはずれたような感覚。
“よかったね”
といって、自分のさおに戻りえさを付け替えていると
その船のクルーがぎゃふを持ってきて船べりを覗き込んでいる。
私もつられて覗き込むとそこにはな、なんと巨大なたらが腹を見せて浮き上がっているではありませんか。
釣り人はあの少年。
なんとあのぬーっとした感触は巨大なたらの感触だったのです。
釣り上げた魚の周りには黒山の人だかりができました。
納竿してからあの少年、私に聞くんです。
“今日の一番は誰?“ 一生の思い出になるでしょうね。 しかし、あの少年の釣り座は私の隣やった。 わずか1mの差! できれば私の餌に食いついて欲しかったなーーー。 あのたらは、持ち帰ると早速輪切りにされて、バーベキューで近所の人たちのおなかに収まったそうです。 PR |
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