釣りバカの私としてはヨーロッパでも釣りをしたかったのですが道具を持ってこなかったのでもっぱら見るほう一筋でした。
休みの日にはよく桟橋に出かけて地元の人が釣りをするのを見てました。
このオステンドでも釣りは盛ん。多い日には30~40本の釣竿が並びます。
遠浅の砂地なので狙いはカレイ、舌ひらめ、ホワイトフィッシュ(キスみたいな魚で大きなのは30cm以上あります。)など。
桟橋の先端からの投げ釣りです。えさには塩漬けのマムシ(みたいなもの)を使います。
地合いには結構あちこちで釣れて来ます。
それを観光客が周りで眺めている。
沖にはたくさんのヨットが帆に風をはらんで航行している。
のどかな光景です。
不思議なもので私も長時間眺めていてもまったく飽きません。
夏場にはバーが開くのでそこでビールを飲みながら、あるときは本を読み、あるときは昼寝しながらも何が釣れるのかじっと観察してました。見てるだけで自分が釣りをしている気持ちになります。
“来た来た。よーし、今度は結構大きそう。”
“今日はあたりが少ないなー“
釣り人になりきってしまいます。
冬場は人が減りますが、それでもこちらの人は皮下脂肪が厚いので寒い中でもがんばって釣っています。私もそれを鼻水をたらしながら眺めています。
まさに”釣りするあほうと見るあほう”です。
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