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2004年12月から2006年10月までベルギーの、とある海岸のリゾートの町に住んでいました。その時にいろいろなと頃を旅した思い出をつづります。
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ベルギー、オステンドの八百屋ではほぼ一年を通じて果物が豊富に店先を飾っています。

イチゴ、バナナ、りんご、ぶどう、マンゴー、オレンジ、すいか、西洋梨、レモン、そのほか名前を知らない果物多数。どこからくるのか実に多彩です。

 

その中でも秋になると特別なものが出回ります。

Nashi 梨です。ローマ字表記で“Nashi”と書いてあるんでびっくりしました。

 

完全に日本語表記

 

豊水のような感じですが最近では日本でも名前がいろいろあるので正確には分かりません。よく買って食べましたが果肉が適度な柔らかさで水分が多く非常に美味。

西洋梨も結構買って食べました。こちらは果肉は柔らかくて余り歯ごたえはありませんが甘くておいしい。日本ではなじみが無かったですが慣れると結構いけます。

 

もうひとつ驚いたのはみかん。そう温州みかんです。短い期間ですが出回ります。

これを皮をむいてむしゃむしゃ食う。こんな食べ方ができるのは温州みかんだけです。やはり日本人はこれを食べないと正月を迎えられませんよね。

 

更にイチジク。

小ぶりで結構いい値段していますがこれはフランス料理などでデザートにでも使うんでしょうか?食べているところを見たことはありませんが、まさか果肉にかぶりつくわけではないんでしょうねー。

 

いやー、果物の世界も国際化が進んでますねー。

 



 

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私は朝食は和食派。パンでは食べた気がしません。

炊き立てのご飯に生卵をぶっ掛けてしょうゆ、味の素をかけて程よく混ぜ、海苔で包んで食べる。後は味噌汁と漬物。

ヨーロッパにいるときもずっとこのスタイルで通しました。

 

日本流の食パンが手に入らなかったことも理由の一つです。

ベルギーの食パンはぱさぱさしてまずいんですね。

 

ヨーロッパで生活を始めた当初、ヨーロッパでは衛生管理面から生卵は食べられないと言う話を聞きました。

 

確かにブラッセルの日本食材店などに行くとわざわざ“この卵は生で食べられます”なんて張り紙がしてあるので何か根拠があるんでしょうね。

でも私はその話を無視して3年間自宅のアパートの周りの店で売っている生卵を食べ続けました。

 

結局一度も当ったなんて事はありませんでした。

 

でも、私の話を聞いた後輩は早速生卵をごはんにかけて食べたところ、翌日ピーピーで大変だったと言ってました。

 

よっぽどひ弱な内臓の持ち主なのか、それとも私の胃袋がサルモレラ菌に耐性ができているのか?

 

そういえば私は生まれてこの方、食い物に当ったなんて記憶に無いもんね。

 

 

いつか見た“ロッキー ザ ファイナル“ではシルベスター スタローンが生卵をコップにいっぱい入れてごくごく飲んでました。一応、アメリカ人も生卵を飲むんだーと妙なところに感心して見てました。


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ハンカチって言うのは日本では汗を拭いたり、手を洗ったあと拭いたりするものですよねー。

 

でもヨーロッパでは鼻をかむんですねー。

 

トイレで手を拭くのにハンカチを使ってるのなんて見たことがありません。すべて備え付けのペーパータオルか温風器を使いますよ。

 

映画でも良く見ますよねー。“ぶーー”って鼻をかんでくしゃくしゃにまるめてポケットに入れるやつ。

 

それを目の前でやられると“うぇー”となりますよねー。

 

でも逆に考えると、彼らにとって日本人がハンカチを取り出してそれで顔や手を拭くと“うぇー、”なんですよねー、きっと。

 

もっと恐ろしいのはハンカチを口にくわえて手を洗ってる人かも。

 

文化の違いは恐ろしい。

 

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パリからリールに向けて車を走らせるとえんえんとジャガイモ畑が続きます。ほんとにフランスは農業大国であることが分かります。

はるか彼方まで畑が続いています。

 

それがリールからベルギーに入る頃から牧場が増えてきます。

牧草地に牛ははべる姿が目に付くようになります。

 

ベルギーは牧畜大国。

 

どこでも牛や馬を放牧しています。

 

きっと人口よりも牛の方が多いかもしれませんね。。

 

本当にそんな感じです。

日本のように飼料を与えて育てているようには見えません。

 

ほったらかしですね。草ばかり食ってるんでヨーロッパの牛は硬いんでしょうね。

 

 

あるとき、馬も多いのであの馬どうするのときいたら

 

やっぱり食べるんだそうです。カワイソウ・・・

そういやー、スーパーマーケットでは牛、馬、豚、羊、ウサギ、チキン、七面鳥、蛙、これくらいは普通に売ってるもんねー。

私はついにウサギや馬や蛙は食えませんでしたねー。

やっぱりヨーロッパ人は肉食人種なんですね。

 

 
市役所に手続きに行った時のこと。
 
駐車スペースに止めてパーキングメーターに1ユーロ入れるとすとんと機械の中に入って何の反応ない。
 
“あれっ”と思ってもう1ユーロ入れると先ほどと同じ。
 
“おいおい、どないなってんねん?1ユーロは上手く検出されてない。”
 
“よし、2ユーロならどうじゃ?”
 
やっぱりあかん。故障しとる。
 
あ~あ、4ユーロ取られてしもた。
 
幸い近くに駐車場を管理している会社の事務所があったのでそこに行って返金を求めると窓口のおばさん平然と返金できんとのたまわる。
 
“そんなときは紙で作られたパーキングメーターみたいなやつをフロントに置いておけ。ガソリンスタンドで売ってる。”だと。
 
なにー、スタンドまで500mはあるぞ。それに何で故障した機械のために金出してそんなもん買わなあかんねん?
 
ほんまプッツンしました。
 
“お前らは取り込み詐欺師か?”
 
捨て台詞を残して、そして、そして・・・泣きながら帰りました。くっそ~

 
中華料理を食べさせる店はヨーロッパ中(いや世界中か?)どこにでもありますね。
実際訪れた町で中華レストランのない町はありませんでした。ほんとにほんとに小さい町でも必ずありました。
 
味付けは私が食べた中ではちょっと日本人には物足らないぼやけた味のものが多かったですね。
 
特に酢豚など酢の量が少ないのか酢豚らしくないものが出てくることが多かったですね。
 
 
でも、まー現地の料理に飽きたら誰でも中華になりますよね。
味が想像できるし、安くてうまい。
 
現地で食べるものに困ったら、現地食に飽きたら、現地料理が高かったら、中華を選べば間違いはないね。
 
それにしても、中国人ってなんでどこにでもいるんですかねー?
 
まーそれもそうかもしれませんね。
 
だって、世界の総人口66億の5人に1人は中国人なんだから。


順位 国 人口 
1 中華人民共和国 1,298,847,624 
香港                                6,855,125 
マカオ                                 445,286 
合計                         1,306,148,035 
2 インド                    1,065,070,607 
3 アメリカ合衆国        293,027,571 
プエルトリコ                     3,897,960 
グアム                                 166,090 
アメリカ領ヴァージン諸島 108,775 
北マリアナ諸島                    78,252 
アメリカ領サモア                  57,902 
ジョンストン島                            396 
合計                            297,336,946 
4 インドネシア             238,452,952 
5 ブラジル                  184,101,109 
6 パキスタン               159,196,336 
7 ロシア                      143,782,338 
8 バングラデシュ        141,340,476 
9 ナイジェリア             137,253,133 
10 日本                       127,333,002
(ウィキペディアより)
 
日本人は50人に一人。どおりでヨーロッパ旅行すると中国人が目立つわけや。

 
単身赴任者は年に1回、帰国できるんですが、2006年の正月に日本からベルギーに帰ってきて、自分が契約していた地下駐車場にあるベンツに乗りに行ったところ
なんと私の車は駐車場の柱にめり込んで後ろのドアからトランクまで押しつぶされていました。
 
愕然!絶句!茫然自失。体から力が抜けていきました。
 
一体何が起こったのか? はたまた夢か幻か?
 
よく見ると、ワイパーのところに小さな紙片。
オランダ語でなんか書いてあるが読めません。
 
気を落ち着かせて、会社に行って訳してもらうと
どうもぶつけた人がメッセージをかいている。警察にも届け済みらしい。
 
直ぐにローカルの人と警察に行くと加害者と連絡を取ってくれて
加害者がすぐくるとのこと。
 
10分ほどするとなんと、なんと
 
“えっ、この人が運転したの?”
 
と我が目を疑うようなご老人が現れました。
 
どうもこのご老人、駐車場からバックで車を出そうとして
知らぬ間に(おいおい、ほんとかよ!)ぶつかったとのこと。
まったく謝りもしないんですが、こっちも怒る気にもならん。
 
お年を聞くと84歳。
 
もう、このおじいさん、運転やめといたほうが長生きできると思うんですがねー。
 
修理してもらったら、前からあった擦り傷もきれいになりました。
 
前から気になっていた傷だったんで、ちょっとラッキーでした。

 
 
 
 
日本食が食いたい!
 
ヨーロッパに行った当初はものめずらしさもあって、あちらの料理をよく食べましたが直ぐに飽きてしまいました。
 
とにかく“お米を食べたい。日本的味付けが恋しい。“
 
誰でもそう思うようになります。
 
誰?、私はそんなことないなんて言う人は?
 
断言しておきます。そんな強がりは一ヶ月もちません。現に私がそうでしたから。
 
毎日レストランに出かけるのも億劫になって結局アパートで自炊するようになりました。
やはり、日本人はお米を食べないといけません。向こうで譲ってもらった炊飯器で初めてカリフォルニア産コシヒカリを食べたときには涙が出るくらい旨かった。
 
炊飯器の蓋を開けたときに薫るふくいくたるご飯の香り。
 
あーー、日本人でよかったーー。
 
毎日、米をたくことが日課になって朝は卵ご飯とのり、味噌汁、夜は適当に八百屋で買ってきた食材で炒め物を作って食べていました。
 
This is日本人!
 
そして、休みの日には時々刺身もね。この話はまた後日。

私は単身赴任なのでアパート住まいでしたが私の1階下に大家さんの
お父さんご夫妻が悠々自適で暮らしていました。

このおやじさんからある時”今晩飲みにおいで”と誘われました。
私はてっきり夕食に誘われたものと思い込んでお腹をすかして
訪問しました。

おやじさんはお母さんと私と3人で早速飲もうと言う。
おやじさん、ワインを出してきていろいろ解説してくれます。
お互いに片言の英語ですがおやじさんがおしゃべり好きなので話は弾みました。
ヨーロッパの観光地はどこがいいか地図やガイドブックを出してきて一生懸命説明してくれます。

聞いているうちにお腹が減って、グーグー鳴ります。
ところがいつまでたっても食い物が出てきません。
空きっ腹には良く回ります。

クラッカーやチーズをつまみながらひたすら飲む。
ワインどころか私の知らないようないろんな種類のお酒が次から次と出てきて

”どうだ、うまいか?”

私も嫌いではないので

”これはいける”

などとやっている間に目が回るわ、回るわ。空きっ腹にはよく効きます。
結局ふらふらになっておいとましました。


後で聞いたんですがベルギーでは火を使う料理は一日1回。たいていはお昼に
食べるそうです。夕食は軽く。済ますらしい

豪華ベルギー料理を期待した私がバカだった。



ベルギー人はお年よりは別にしてふつうでも3ヶ国語(フラマン語、フランス語、英語)を話せるようです。フラマン語はベルギー北部で使われているオランダ語です。大学を出るとこれにドイツ語が加わり4ヶ国語がしゃべれます。
(誤解のないよに書いておきますとベルギーにはフラマン語圏とフランス語圏がありますが私の話はフラマン語圏の話です。フラマン語はベルギー北部で話されています。ブリュッセルはフランス語圏です。)
 
どうも彼らにとってはイタリア語もスペイン語もそんなに苦労なく覚えられるみたいです。
 
彼らは英語がしゃべれればフランス語は簡単なんて言うんですけど、英語を10年勉強しても片言の英語しか話せない私はよっぽどあほなんでしょうね。
 
一体どうやって覚えるのかと言うとテレビなんだそうです。
小さい頃からテレビで3ヶ国語を聞いているので自然と覚えるって訳です。
だって八百屋のおばちゃんが英語を流暢に話すんやから。
 
テレビには日本のアニメがたくさん放映されていますが、人気の一つはドラゴンボール。テレビで英語放送していましたが字幕でオランダ語が表示されるのであちらの子供は自然と覚えちゃうんでしょう。逆にオランダ語に英語の字幕の放送もありました。
これらの放送は土曜か日曜の朝やってたのでよく見てたんですが、結局私はほとんど一言もフラマン語を覚えませんでしたね。(自慢することじゃないけど・・・。)
 
必要性が無いんですよねー。
ベルギー人はまずバカンスのことを考える、とよく言われます。
それが表題のようなことばになってくるのでしょう。
 
国民性の問題もあるのかもしれませんが社会生活、制度上の問題もあると思います。
その日一つは共稼ぎ。
ベルギーでは共働きが多くて女性の職場進出も進んでいます。私のいた部署でも7割がたが女性でした。(他のヨーロッパ諸国もそうかもしれませんが)
 
彼らは夏には長期(通常2~3週間)のバカンスを家族と楽しみます。どこで過ごすかにもよりますが人気は南フランスやスペインなど。とにかく太陽を求めて南に行く人が多いようです。
長期で別荘を借りてすごすのがこちらの過ごし方。
 夏の休暇は年初には夫婦で決めてそれぞれが勤めている会社に申請します。何か仕事上の突発自体が起こっても融通がききません。私ら日本人は仕事優先で休みを変えますが彼らは休暇が大事。
 
一度ベルギー人の役員にあなたは仕事優先ではないのか?ときいたことがありますが彼の答えは
“一般論としては家族を優先しないといけない。でないとベルギーでは離婚ですよ。日本人はそこをよーーく理解してね“なんていわれてしまいました。
 
数日後その御仁はそそくさとコート・ダジュールへ3週間のバカンスに出かけて行きました。
 
ベルギーのある都市に3年ほど仕事の都合で駐在していたことがあります。
その間、ヨーロッパ中を旅行しました。
 
今思えばその当時(といってもつい最近ですが)ブログなる物を書いておけば今頃はたくさん溜まっていたんでしょうが残念ながらその当時は興味が無くて、写真なども整理しませんでした。
 
更に残念なのは写した写真を溜めていたハードディスクが壊れてデータが読み出せなくなったこと。ほんとにほんとに残念で溜息でます。
 
しかし、嘆いていてもしょうがないのでその当時を思い出しながら随筆風に体験したこと、感じたことを書いていこうと思っています。
 
私の旅は3つに分かれます。
一つは一人で愛車ベンツを駆って走り回った旅。
二つ目は家族が日本から遊びに来て一緒に回った旅。
三つ目は出張であちこちへ出かけた旅。
 
 
行った国以下のとおりです。訪ねた町は書ききれません。
ベルギー、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ルクセンブルグ、スペイン、スイス、オーストリア、チェコ、ポーランド、ポルトガル、UK、(トルコ、UAE、)
 
単身赴任だったので一人旅が多かったけどそれをよいことに愛車ベンツを駆ってよく走り回りました。陸続きなんでどこでも車でいけるんですよ。
たぶん普通の旅行では経験できないことをいっぱい経験しました。
 
あの頃が懐かしいですがとても楽しかったですよーー。


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2004年12月から2006年10月までベルギーの、とある海岸のリゾートの町に住んでいました。その時にいろいろな所を旅した思い出や日常生活をつづります。
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